西武鉄道2022年ダイヤ改正 ファーストインプレッション
お疲れ様です。
早速本題ですが、本日(12/17)各鉄道会社から2022年春のダイヤ改正概要が発表され、我らが西武鉄道も発表になりました。
↓公式プレスリリースへのリンク(pdf形式となっております)
https://www.seiburailway.jp/news/news-release/2020/20211217_dia.pdf
結論から申し上げますと今回のダイヤ改正を一言で表すならば
「減便」です。
その中でも個人的に印象に残る改正内容を何点かピックアップしようと思います。
目次
- ①土休日西武秩父発 快速急行池袋行の運転取りやめ
- ②新宿線平日 優等電車と各駅停車をそれぞれ1時間あたり上下1本ずつ減便(12時頃~15時頃)
- ③池袋線Fライナー 平日全列車・土休日一部列車の飯能始終着便の区間縮小
①土休日西武秩父発 快速急行池袋行の運転取りやめ
まず1点目は土休日ダイヤに存在する西武秩父発快速急行池袋行き(1002レ)の運転取りやめです。
西武秩父方面の快速急行と言えば2020年3月の改正で池袋線レッドアローとともに廃止された4000系8両で運転されていた長瀞・三峰口行が記憶にも新しいですが、その僅か2年後に秩父から池袋を直通する追加料金なしの電車が消滅することになしました。
これにより、改正後は特急かSトレインを利用しなければ秩父から都心方面へ乗り換えなしで行くことができなくなります。
秩父線の乗降客数の現状を見る分には致し方ないのかなとは思いますが。
②新宿線平日 優等電車と各駅停車をそれぞれ1時間あたり上下1本ずつ減便(12時頃~15時頃)
続いて2点目は平日新宿線優等・各停ともに上下毎時1本ずつ減便です。
現行ダイヤの平日日中の新宿線は完全なパターンダイヤとなっており、速達性はともかく約10分に1本急行が運行されており比較的分かりやすいダイヤとなっています。
新宿線ユーザーの中の人からすれば一番の改悪かもしれないですねこれ。毎時1本減便となると、個人的に気になるのは5本の急行がどの方面に何本運転されるかです。
現行ダイヤの毎時6本の急行のうち3本が本川越行、残り3本が拝島行きとなっており、均等に本数が割り振られていましたが改正で1本取りやめとなるとどの方面に何本運転されるのかという問題になります。
どのように変わっていくのかは現状知る由もないですが、改正後時刻の掲載を心して待とうと思います。
③池袋線Fライナー 平日全列車・土休日一部列車の飯能始終着便の区間縮小
最後の3点目は池袋線Fライナーの平日全列車・土休日一部列車の飯能始終着便の区間縮小ですね。
現行ダイヤのFライナーは30分に1本運転されており、1本が小手指止め/始発・1本が飯能止め/始発となっており、基本的に小手指始終着の電車は先行の飯能行各停と接続を行っていますが、改正後は前述したようなパターンが30分に一度行われると思われます。
推測ですがこの件に関しては直通車両の運用面であったり遅延時の回復を容易に行う目的もあるのではないかと考えます。今日(2021年12月17日)も朝方発生した東武東上線の遅延で直通電車に遅れが発生してましたし。
こんな感じでつらつらと感想を書いていきましたが最後に減便に関連して一言言わせてください。
「何で日中の特急小江戸は減便されないの?」